KATAHIRA WORKS

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ブロック図




製作例1(KW-CPA1版)




製作例2(KW-MPA1版、配線前)

※1 製品版となる前の試作品も混じっています。
※2 画像ではしていませんが、ツイストペアとした方が望ましい箇所が複数あります。


KATAHIRA WORKS パワーアンプシステム




<構成説明>

◇電源部
・トランス(HDB-60(LL) 0-15V,0-15V 2A)
ブリッジ型全波整流可変回路 KW-RCV1

 コンセントから入力された100Vの交流電源をトランスに接続します。2次側は実効値で15Vまで降圧されますので、これをブリッジ型全波整流回路 KW-RCV1へと繋げます。この基板はブリッジダイオードと整流用のコンデンサ及び可変三端子レギュレータを積んでおり、パワーアンプ部の定格上限である15V(もしくは発熱を考慮し、12V)の正負電源を生み出します。




◇パワーアンプ部
NF型トーンコントロール回路 KW-NTC1
電流帰還パワーアンプ KW-CPA1 or MUSES並列接続パワーアンプ KW-MPA1
 or 電圧帰還パワーアンプ KW-VPA1
スピーカープロテクタ KW-SP1

 まず、NF型トーンコントロール回路 KW-NTC1を通し、小型で低音が小さめなスピーカーを用いる場合にはベースをブースト。夜間に音が響くのを押さえたい押さえたい場合には低音を絞るなど、低音もしくは高音を好みにより調整できるようにしています。NF型ですのでボリュームを中点にすることによってフラットな特製を得られます。
 KW-CPA1版のパワーアンプは電流帰還方式を用いており、高スルーレートにより僅かな波形の変化にも追随する再現性の高い音楽を奏でさせることが出来ます。KW-MPA1版はMUSES8920を並列接続したパワーアンプとなり、純粋なMUSESの音を響かせます。ステレオとする時にはスペーサー等で2段重ねての設置をお勧めします。また、大きな出力を続けることを想定されていたり、夏場で温度が上がる環境でご使用される予定があれば、それぞれのオペアンプにヒートシンクを設置することを推奨します。
 パワーアンプとスピーカー間には安全性を高めるためにスピーカープロテクタを配置しています。アンプ故障時等、不測の事態で直流が検出された場合にはスピーカーとの接続を遮断し、更にマイコン制御によりパワーアンプへの電源供給もカットすることができます。




◇ヘッドホンアンプ部
MUSESヘッドホンアンプ KW-MHA1 ※KW-CPA1版の方は試作品(選定部品が異なります)

 ヘッドホンアンプには新日本無線が音質を追及されて製作されたデバイス『MUSES』の使用を推奨とした回路を使用しています。MUSESは音質もさるのでありながら、最大出力電流が大きいオペアンプです。当製作所では純粋なMUSESの音を楽しめるよう、トランジスタのプッシュプル回路は設けず、抵抗等の部品を除いてMUSESによって構成された回路としました。



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